第4回は赤2本のワインをお送りいたします。弊社スタッフも3種のグラスで試飲してみました。皆様も各グラスごとに香りや味わいの特徴を掴んでみて下さい。
※写真の一番右側(ボトルに近い方)から、スタッフおすすめ順で並べています。

<ボルドー型>
イチゴやラズベリーなど華やかな香りに加え、ほんのり甘みを感じることもでき、ミネラルや酸が全体を引き締め、バランスがよい。
<ブルゴーニュ型>
ブドウの味がよく出ており、香りもダイレクトに感じることができる。
<リースリング型>
やや炭酸を強く感じ、渋みを感じやすい。
ただ、相性を確かめていく中、温度変化もあり、味わい、香りの変化が訪れる。面白いことに炭酸が抜けたとしても、しっかりとした味わいがあるため赤ワインを飲んでいるかのような一度で二度美味しく、愉しむこともできる。

Nicolucci | Romagna Sangiovese DOC Superiore "Tre Rocche"
ニコルッチ | ロマーニャ・サンジョヴェーゼ スーペリオーレ “トレ・ロッケ”
<ボルドー型>
甘草、木いちご、赤系果実の香りに加え、シナモンやピンクペッパーといったスパイス系の香りや、木樽熟成由来のコーヒーやバニラといった香ばしい香りも感じ取れる。タンニンはきめ細かく繊細だが存在感が非常にあり、ワインのポテンシャルを感じられる。
スタッフの意見もほとんど一致したのがボルドーグラス。
<リースリング型>
甘い香りが際立ち、ボルドー型より酸味やタンニンを感じ取れる。凝縮感がしっかりとした印象。
<ブルゴーニュ型>
メンソールの香りが印象強いが、バランスが崩れがちで、ぼやけてしまう印象に。
ワインの温度、何を一緒に食べていたか、抜栓してどのくらい時間が経っている か、その日の体調などによっても感じ方は変わってきます。
上記が解答ではありません。あくまでも、参考になさってください。
既にお飲みになられた方も、ご自身で感じたグラスの相性と比べてどうだったか、ご感想お待ちしております!


