
・飲み頃は? 3日目以降です!高級アルコールの香り(エーテル)がします!
・ジャンルは? 黒果実系!ブルーベリーの果実味を感じるタイプ(レアタイプ)
・ベストペアリングは? 万願寺やシシトウ、ピーマン、パプリカ、キュウリ!
こんにちは、大阪営業所の井手です。
1年間、お届けワインの美味しい飲み方と取扱説明を皆さまにお伝えしていきます。ぜひ参考にしてください。プロのソムリエも知らない知識や独自の観点からワインを分かりやすく説明します。
第10回でお届け
サルデーニャ州
【赤】アントネッラ・コルダ|カンノナウ・ディ・サルデーニャ 2023

飲み頃は?3日目以降
開けたては若いワイン特有の墨汁の香りと軽い還元香がします。
2日以内に絶対飲み切らないでください!
3日目に以降にエレガント&濃厚ワインに変化します!
5日以上美味しいワイン!
ファインワインと付き合う秘訣は焦らずにゆっくり香りが開くのを待つことです。

温度帯は?
16〜20℃と高めがお勧めです!
ボトルを握ってほんの少しヒヤッとする温度
抜栓後にコルクを刺し直して、セラーがない場合は冷蔵庫の野菜室で保管してください。
ジャンルは?(ワインをジャンル分けする事でペアリングや楽しみ方が理解できます)

黒果実系ジャンル!
酸味が丸く果実味タップリの黒果実系ジャンルです!
※赤ワインは大きく分けて赤果実系のエレガントタイプ(ピノ・ノワール、ネッビオーロ等)と黒果実系の果実味タイプ(メルロー、カベルネ店プリミティーヴォ等)2種類に分かれる事が多いです。

タイプ
・ブルーベリー
酸味が丸くブルーベリー系の果実味とタンニンが強いタイプ
バリっバリのブルーベリー系ワインです!!
割と出逢う事が少ない『ブルーベリーの風味』を感じる濃厚なワインです!
(ジャンル分けは井手独自の感覚のジャンル分けです)

特徴
ブルーベリーの香りと果実味を感じるワイン(レアタイプです)
ブルーベリー系の果実味を感じる品種は少なくピノ・ノワール、ネロダーヴォラ、ネレッロ・マスカレーゼ、フラッパート、で出会った事があります『南の暖かい地域のワインに多い特徴です』が近年温暖化の影響でピノ・ノワールもブルーベリーの特徴を感じるワインが増えたなと感じます。
硬い状態(若いヴィンテージ)だと香りと味わいに乳酸や墨汁やインクを強く感じます。
しかし香りと味わいが開くと酸味が丸くブルーベリーの香りと果実味をしっかり感じるワイになります。
・テイスティング(味わいの変化)

1日目 硬い!墨汁や還元香の香りがでている状態
香り:少し還元香、墨汁、アメリカンチェリー、アルコールの香り
味:ブルーベリー、若いエグ味の苦味、果実味と同時にドライなタンニン
【重要】硬いワインの味と香り
若いワインの特徴で墨汁やインク、還元(硫黄の匂い)の香りを感じるワインがあります。
時間経過と共に墨汁や還元の香りは抜けます!
※急ぎ抜きたい場合は『グラスデキャンタ』を行います。
注いだグラスから違うグラスに注ぎワインに空気を触れさせる事で還元香は抜けていきます。
グラスデキャンタを2回程繰り返すと抜けます。
あまりにも強い墨汁の香りや還元香は2日〜3日時間が経過しないと抜けません。
2日目 還元香が薄くなった。果実味の後にタンニンを感じる様になった!
香り:ブルーベリーの香りが強くでてきた
味:アフターのブルーベリー感心地よい!
3日目 高級ワイン特有の高級アルコールの香水のような香り!
香り:ブルーベリー!エーテル、高級アルコールの香り!
味:若いブルーベリー、エグ味抜けた、心地よい!
4日目 変わらず良い香り!
香り:変わらず良い香り!
味:変わらず良い状態。
結論 高級ワイン特有の高級アルコール香(※エーテル)がでる素晴らしいワイン!
3日目香りも味わいも開いてきます。4日目素晴らしいワインに変貌します!
ブルーベリータイプでエーテルがでるワインは初めて出逢いました!
若いですが素晴らしいワインです!
※エーテルとはセメダインのような揮発香で高級ワインから感じる香水のような香りです。

ベストペアリング
※ワインが開いた状態で合わせてください!
柚子ピールと大葉を合わせて神ペアリングを狙ってください!

身や料理に是非お試しください!

・大葉:ベストペアリング!大葉の香りとブルーベリーの香りが梅仁丹みたいになる!美味しい!

・ピーマン&シシトウ:美味しい!青味が全て同調して心地よい!

・焼き茄子:青みが心地よい!だし醤油と鰹節とも香ばしさが補填されて美味しい!

・スナップエンドウ&サヤインゲン&そら豆:ブルーベリー感が青味と合う!焦がしバター醤油とも絶品です!
・キュウリ:美味しい!青味と合う!

・菜の花:苦味にブルーベリーソース付けてるみたいで美味しい!
・ルッコラ:美味しい!ハーブ感と苦味がワインの青味と果実味が補填される!不思議なペアリング!試して欲しい!
春の苦味お野菜や夏の青いお野菜に赤ワインを合わせる上級者のペアリングです!焦がし醤油とオリーブオイルでベストペアリングになります!
赤ワインと春夏野菜の組み合わせは今しかできません!
上級者のペアリング体験のチャンスです!
結論 ブルーベリー系の赤ワインは出会う事が少ないのでお野菜とのぺリングを楽しんでください!

※これは黒果実系の『若い赤ワイン』全般に言える事ですが『お肉との相性は良くない』
若いブルーベリーの果実味が邪魔でお肉との相性は良くありません!
熟成と共に感じる黒スパイス感や鉄分がお肉とのペアリングには必要になります。

若いワインは合わせるジャンルが狭いのでチーズもお薦めします。
ワインの歴史と共に育ったチーズは基本的にワインに合います!
なのでペアリングをここで紹介する必要は無いと考えていますが、ベストペアリング体験ができるのでご紹介致します!それは!
・ブルーチーズです!
香ばしくてクリーミーなブルーチーズにブルーベリージャムを合わせる様なペアリングです!凄く美味しい!
ゴルゴンゾーラ、ロックフォール、スティルトン等ブルーチーズの出番です!
井手のベスト漬物
・水茄子のお漬物:青味が同調する!美味しい!

井手のベストポテチ
・コンソメ:美味しい!ブルーベリー感が香ばしさに補填する!
・神のり:美味しい!香りが補填される!うすしお、ブルーベリーソース付けた感じで美味し

▶︎第10回【白】バーリョ・オーロ|テッレ・シチリアーネ カタッラット “ザファラ”の取説はこちら
Vino Hayashi 井手
大阪営業所長
J.S.A.認定ソムリエ
食育アドバイザー
横浜市で誕生、福岡に6年、関西で36年。O型。45歳。
ワイン業界で約15年、レストランや料飲店での営業のほかにペアリングのコンサルもこなし、飲食とフットサルと笑いを愛するポジティブ関西人!好きなワインは、弊社取り扱い生産者カステルユゥヴァルのミュラートゥルガウ、コントゥッチのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ。

Vino Hayashi 井手
