Vino Hayashi スタッフのマテリカ です。
ソムリエ林基就が厳選する新着ワインが毎月届く「Vino Hayashi 定期購入コース(現イタリアグリズモ)」。
ご入会の方には毎月第3金曜日に発送をしております。
詳しくは▶︎イタリアグリズモ(Vino hayashi定期購入コース)
今月お送りする定期購入コースワインは・・・
ピエモンテ州の“メジャー品種”と“復興品種”
銘醸地の代名詞とも言えるピエモンテ州の2本をお届けします。
特有のテロワールで作られる品種ネッビオーロ
ネッビオーロの名前はイタリア語の霧=ネッビアに由来しており、10月の収穫時期にこの辺りに霧が立ち込めることや、ブドウに付着する白い蝋分を霧に見立てて付けられたなど、諸説あります。実はこの霧の発生がネッビオーロにとっては非常に重要と言われています。主な生産地域はピエモンテ州、ロンバルディア州ヴァルテッリーナおよび、サルデーニャ島北部など。栽培環境を非常に選ぶため、それ以外では手がけるのが難しいとされる品種です。
バローロ生産地で復興を遂げた品種ナシェッタ
19世紀にピエモンテ州ランゲのエリアで非常に人気があった品種の一つです。しかし、ナシェッタは、ブドウの房の大きさがまちまちで、毎年の生産量が安定せず扱いづらいという理由から徐々に作られなくなっていき、時代とともにこの地域の主要白ブドウはアルネイスや国際品種シャルドネへと移り変わって行きました。その結果、ほとんどの生産者がナシェッタの栽培を止め、絶滅しかけるほどになってしまいました。しかし15年ほど前から次第に見直され、現在では約45の生産者が手がけており、総栽培面積は約30ヘクタール、総生産本数は約20万本にまで増加し、見事復活を遂げました。
ラベルには尊敬する祖父をあしらったワイン
1本目はイタリアワイン3大「B」のひとつ!バルバレスコが登場!
言わずと知れた高貴品種「ネッビオーロ」100%で造られる高級ワイン。人気生産者Viginの力強いバルバレスコです。
レア品種栽培への新たな挑戦
2本目は一度絶滅しかけて近年復興した「ナシェッタ」。
これを飲んだことのある方は、相当コアなイタリアワインラバー!イタリアでもほぼ出回っていない珍しい品種です!バローロの生産者Stroppianaが新しく挑戦して造った、なかなか遭遇することのできない貴重なワイン(白)になります。
Vino Hayashi 定期購入コース(イタリアグリズモ)
ソムリエ林基就の厳しい基準を満たしたワインだけを厳選し、毎月お届けいたします。
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イタリア国内トップレベルのレストランでソムリエとして活躍してきた林の信頼関係があってこそ契約に漕ぎ着けた、日本初入荷の希少なワインが多いのも魅力です。
マテリカさん.... Vino Hayashiの営業を担当するアラフォー女子。東京都出身。B型。 イタリア留学経験があり、イタリアソムリエ協会認定のソムリエ資格保有。「ワイン飲みたい!」という情熱は全スタッフ中、1番かも。毎日就業時間が近づくにしたがって、ワインが恋しくなってきます。 自称「ラーメン大好きマテリカさん」。あんこはちょっと苦手。