
こんにちは、大阪営業所の井手です。
1年間、お届けワインの美味しい飲み方と取扱説明を皆さまにお伝えしていきます。ぜひ参考にしてください。
プロのソムリエも知らない知識や独自の観点からワインを分かりやすく説明します。
第4回でお届け
【微発泡】テヌータ・ラ・リーヴァ|コッリ・ボロニェージ・ピニョレット スプマンテ “アクセ”

【激レア】メトド・アンチェストラーレ「先祖伝来の方法」とは?
一番搾り果汁のみ使用。5,000Lのステンレスタンクで発酵。
ある程度発酵が進んだら、温度を下げて発酵を一時的に停止させ、果汁内に糖分が残っている状態で瓶詰め。
そして気温が上昇する春から初夏にかけて自然と瓶内二次発酵が再開する。
この方法が「アンチェストラーレ製法」です。
完成したワインは、ガス圧は2~2.5気圧と低めに仕上げています。
飲み頃は?
勿論 開けたてです!と言いたいところですが、
『酸化熟成系のワイン』は泡がなくなっても美味しいです!

温度帯は?
12〜16℃です。
熟成した味わいは少し高めの温度の方が香ばしい旨みを感じます!
キンキンに冷やしすぎると熟成由来の複雑なアロマが隠れてしまいます。
抜栓後、 セラーがない場合は冷蔵庫で保管してください。
良い泡を飲む時のグラスは大きめで、徐々に温めながら香りと味わいの変化を楽しみましょう。
大きめのグラスでじっくりと楽しむのがおすすめです!

・味わいはシャンパンの『レゼルヴ』に近い味わいです。
「レゼルヴ(Reserve)」は「熟成された」という意味で、通常よりも長い熟成期間を経てから出荷される熟成型のスパークリングワインを指します。
熟成させる事でトースト香やナッツ香など酸化熟成の香ばしい香り、
落ち着いた酸味、柔らかい泡、酵母や香ばしさを感じる味わいに変化します。
レゼルヴ(Reserve)とはフランス語で、
イタリア語=Riserva (リゼルヴァ)、スペイン語= Reserva (レセルバ)、英語=Reserve (リザーブ)
全てラテン語の reservare (レゼルヴァーレ)に由来しています。
直訳すると「保留する」「保存する」「取っておく」です。

味と香り
開けたてから超ドライで酸化熟成の味わい!
香り:完熟リンゴ、ナッツ、杏、ドライシェリーの香り
味:酸化熟成の香ばしい味わい、ドライな完熟リンゴ。
何故熟成の味わいがするのか?
醸造の過程で酸化防止剤を添加せずに初夏まで瓶内で酵母と共に放置される事で酸化熟成が進みます。
そして密閉した瓶にワインを移します。
ワインの中にある糖分を活動を再開した酵母が全て食べ尽くした結果、
『ドライで酸化熟成したフリッツァンテ』が完成します。
現代では稀な古代の醸造方法の激レアのスパークリングワインを楽しんでください!

ベストペアリング
トンカツソースやお好み焼きソース、甘口醤油と凄まじく合います!
甘味が補填され香ばしさが同調しまくりです!


・和牛タレ焼き:牛の甘い脂肪が酵母感と同調して伸びてくる!赤ワインより牛の旨味を楽しめる!サッパリさせながら旨味を引き出す不思議なペアリングです!焦げ目を付けてください!美味しいです!

・お刺身の盛り合わせ:臭みが全くでない!ワインがドライ過ぎるので味付けは甘口醤油で甘味を補填してください!甘口の醤油の方が神ががります!マグロ、ブリ、サーモン、鯛、甘エビを試しました。
・スモークサーモン:スモーク感と酵母感が同調して旨い!旨味を伸ばしてくれるペアリング!



・とんかつ:美味しい!脂がある分ボリュームが合って香ばしさの同調が心地よい!
トンカツソースと凄まじく合う!!酸味もコクのある甘味も心地よい!

・ナッツ類:特に香ばしいアーモンドやピーナッツは香ばしさの同調があり美味しい!
ベスト漬物
・燻した沢庵:アタックも悪くない、アフター沢庵の香りと香ばしさが心地よい!美味しい!
※奈良漬も合うと思います。個人的に苦手なので試してません。

ベストポテチ
ポテチではないのですがトルティーヤチップスの、
ドンタコスやドリトスのタコス味が凄まじく美味しかったです!

▶︎第4回【赤】ニコルッチ|ロマーニャ・サンジョヴェーゼ スーペリオーレ リゼルヴァ “プレダッピオ・ディ・プレダッピオ”の取説はこちら
Vino Hayashi 井手 大阪営業所長
J.S.A.認定ソムリエ
食育アドバイザー
横浜市で誕生、福岡に6年、関西で36年。O型。45歳。
ワイン業界で約15年、レストランや料飲店での営業のほかにペアリングのコンサルもこなし、飲食とフットサルと笑いを愛するポジティブ関西人!好きなワインは、弊社取り扱い生産者カステルユゥヴァルのミュラートゥルガウ、コントゥッチのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ。

Vino Hayashi 井手
大阪営業所長
