
こんにちは、塾長の井手です。
毎月お届けするワインの取扱説明を皆さまにお伝えしていきます。美味しい飲み方やペアリングのポイントをぜひ参考にしてください。プロのソムリエも知らない知識や理論、独自の観点からワインを分かりやすく説明します。
4月にお届け
【白】アントネッラ・コルダ|ヴェルメンティーノ・ディ・サルデーニャ 2024

飲み頃は?開けたてです!
抜栓してすぐ香りも味も美味しいです。抜栓後4日以上保ちます!

温度帯は?
8〜10℃、香りも楽しみたいので少し高めで!
冷蔵庫の野菜室の温度くらいが良いです。
抜栓後にコルクを刺し直して、冷蔵庫の野菜室で保管してください。
ジャンルは?(ワインをジャンル分けする事でペアリングや楽しみ方が理解できます)

柑橘トロピカル系のワイン
柑橘系とは果物の柑橘類の特徴を感じるワインです。
トロピカル系とはパウナップルを中心に南国フルーツの味わいです。
『柑橘系』と『トロピカル系』が合わさった
柑橘の様な酸味とトロピカルな果実味が特徴のワインになります。
近年、柑橘系のワインが温暖化によりトロピカル系の要素を併せ持つ味わいに変化してきました!
(ジャンル分けは井手独自の感覚のジャンル分けで)
タイプ
トロプカルな柑橘系!

特徴
柑橘系にはレモンやライム、グレープフルーツの様なキレのある酸味と
ミカンやオレンジの様な優しい酸味があります。
どちらのタイプも柑橘のピールの様な苦味が特徴です。
寒冷な気候で育つと『キレのある酸味』、温暖な気候で育つと『柔らかい酸味』になる傾向強いです。
しかしこのワインは、その中間に位置する酸味と強い苦味を感じます。
『トロピカルな柑橘系』は温暖化の影響で近年増えてきたジャンルです!
ヴェルメンティーノの特徴は『トロピカル系』と『柑橘系』どちらかのジャンルに寄る味わいが多いですが、中間の『トロピカルな柑橘』はピンクグレープフルーツのような味になりました。


抜栓1日目 開けたてから柑橘とトロピカルな香りで苦味も全開のワイン!
香り:ピンクグレープフルーツ、白桃、セージ、ジュネパーベリ(ジンの香り)
味:ピンクグレープフルーツ、柑橘苦味、ジンの苦味、酸味と苦味のバランスが素晴らしいワインです。
抜栓2日目 完熟感が強くなって 青リンゴの清涼感が出てきた!
香り:パイナップルと青リンゴの清涼感のある香りが出てきた!
味:パイナップルの果実味出てきた、柑橘のピール感が心地よい!
抜栓3日目 蜜柑も出てきた、青リンゴが強くなる!
香り:青リンゴとトロピカル感上がった。
味:苦味の出かたが蜂蜜ぽい。
抜栓4日目 ラフランスになった!凄い!全然風味が落ちない!
香り:香りもラフランス!
味:熟した洋梨の味、ラフランス。
結論
開けたてから味も香りも美味しい素晴らしいワインです!
4日目からラフランスの味わいに変わっていく不思議な味わい!
春夏に欲しくなる酸味と果実味と苦味をタップリ楽しめます!
ベストペアリング

・豚肉、牛肉、ラム肉、等はワインの酸味でさっぱりさせてアロマティックな果実味と苦味が補填され無限に食べれる組み合わせです。特に香りの強い豚はベストペアリングでした!ラム肉も香りが同調してお薦めのペアリングです!

・剣先イカのグリル、イカの甘味にトロピカルな果実味、酸味と苦味が補填される!ねっとり食材はトロピカル系ワインの本領発揮です!

・ホタルイカ、ホタルイカの香りとワインの香りが重なって美味しい!ホタルイカと春野菜の酢味噌和えも美味しいですが、春野菜のアヒージョやニンニク炒めもベストペアリングです!

柑橘系よりのワインは春の苦味野菜、夏の瑞々しい野菜との相性が素晴らしいワインです。

ペアリングのコツは、
1.ボヤけた野菜の味をワインの酸味と苦味で輪郭をハッキリさせる!
2.トロピカルな香りを活かす為に香りのアクセントを付ける!
・菜の花をニンニクで炒めワインをソース代わりに飲んでください!香りが同調する素晴らしいペアリングになります!
・ズッキーニ、長茄子、シシトウ、ピーマン、長ネギはグリル!焦がし醤油で香り付け!ワインをソースにしてください。食材の青味と苦味に焦がした香りがワインの香りに補填されて香りが広がるペアリング。
・水茄子(生)は手で割いてポン酢で!茄子の瑞々しい青い甘味とエグ味、ポン酢の香りにワインのトロピカルな風味が補填されます!
・ルッコラやセロリなのどの香味野菜はハーブ感が同調して香り豊なペアリングになります。

・アサリや蛤のグリルや酒蒸しは柑橘の皮を削ってください!香りの同調が素晴らしい!

・枝豆、だだちゃ豆、そら豆、グリーピースなどの香り高い豆はベストペアリング!

・豆腐も淡白な白身のお肉と言うイメージなので相性は凄く良いです!冷奴に出汁醤油、揚豆腐に生姜とポン酢、焼き豆腐に味噌でも季節に合わせて楽しめます!
結論
柑橘&トロピカル系は合わせるジャンルが広いです!
井手のベスト漬物は
・胡瓜漬物、キューリのキュちゃん、でも美味しいです。
胡瓜の青味に果実味とピール感の苦味が足され香りが広がります!

井手のベストポテチ 「コンソメ」
コンソメの香ばしいさに苦味が補填されて美味しい!柑橘系とコンソメの相性は抜群です!
・チーザならカマンベールが合います。

Vino Hayashi 井手
大阪営業所長
J.S.A.認定ソムリエ
食育アドバイザー
横浜市で誕生、福岡に6年、関西で36年。O型。45歳。
ワイン業界で約18年、レストランや料飲店での営業のほかにペアリングのコンサルもこなし、飲食とフットサルと笑いを愛するポジティブ関西人!好きなワインは、弊社取り扱い生産者カステルユゥヴァルのミュラートゥルガウ、コントゥッチのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ。

Vino Hayashi 井手
