
・飲み頃は?4日目以降です!
・ジャンルは?赤系と黒系の中間!トピカルな果実味と香りが広がるエレガントなタイプ!激レア!
・ベストペアリングは?・夏の野菜のグリル、旬のトマトを使ったカポナータやラタトゥイユ!
こんにちは、塾長の井手です。
毎月お届けするワインの取扱説明を皆さまにお伝えしていきます。美味しい飲み方やペアリングのポイントをぜひ参考にしてください。プロのソムリエも知らない知識や理論、独自の観点からワインを分かりやすく説明します。
6月にお届け
トスカーナ州
【赤】ピエトロ・カチョルニャ|トスカーナ ロッソ “アルベライア” 2023

飲み頃は?4日目以降
開けたては若い赤果実系特有の加工品のジャムやお菓子の梅の香りがします。
3日目くらいに若いニュアンスが抜け始めます!
4日目に唯一無二の果実味と香りに変わります!
ファインワインと付き合う秘訣は焦らずにゆっくり香りが開くのを待つことです。

温度帯は?
20〜22℃と高めがお勧めです!
ボトルを握ってほんの少しヒヤッとする温度
抜栓後にコルクを刺し直して、セラーがない場合は冷蔵庫の野菜室で保管してください。
ジャンルは?(ワインをジャンル分けする事でペアリングや楽しみ方が理解できます)

赤果実系と黒果実系の中間
激レアジャンルです!
トピカルな果実味と香りが広がるエレガントなタイプ
※赤ワインは大きく分けて『赤果実系のエレガントタイプ』(ピノ・ノワール等)
『黒果実系の果実味タイプ』(メルロー等)2種類に分かれる事が多いです。
しかし!今回はその中間の『中程度の酸味、トロピカルな果実味とエレガントな香り』を感じます。
赤果実系でも黒果実系でもない、
出逢う事が稀な桃の香りの優美なワインです!
(ジャンル分けは井手独自の感覚のジャンル分けです)

特徴
黄桃の香りと果実味を感じるワイン(激レアタイプです)
ピノ・ノワール、ネッビオーロ、サンジョヴェーゼ、カベルネ、ネロディトロイア、ネレッロマスカレーゼ、で出会った事があります、『品種の個性ではない味わい』がします。
品種は関係なく『特定の条件』で『特定の酵母と樽』を使用した時にのみ生み出される味わいと香りと推測されます。そして醸造家が狙って造る味わいです。
硬い状態(若いヴィンテージ)だと香りと味わいが赤果実系の要素を強く感じます。しかし香りと味わいが開くと酸味が柔らかく黄桃の香りと果実味を感じるワインに変貌する不思議なタイプです。

1日目 香り味ともにとても硬い状態です。
香り:加工品の赤いベリーの香、微かにリンゴの皮と黄桃。
味:最初にドライなタンニン、リンゴの皮、ドライチェリー、微かに黄桃果実感。
【重要】硬いワインの味と香り
1、硬いワイン=果実味よりタンニンを感じる
酸味→果実味→タンニン→樽感(樽を使っていれば)が開いたワインの流れ。
2、硬いワイン=ゴムやインクや加工品の香料の香り
ゴムやインクや加工品の香りが抜けて天然の香りに変わると開いた状態。
2日目 黄桃の香りと果実味が少しでてきた!少加工品の香り(硬い香り)残る。
香り:若い香り、リンゴの皮の香り強くなった、注いで少し経つと桃の香りがでてくる。
味:タンニン先に感じる(硬い)、味は1日目と変わらない。
3日目 開いてきた!軽く香水みたいな香りが出始めた!
香り:若い香りが抜けできた、黄桃、リンゴの皮、ラベンダー。香水みたいになってきた!
味:甘味出た!果実味と同時にタンニン。
4日目 タンニンが落ち着いて、柔らかくなった!加工品の香りが抜けてリンゴと薔薇とラベンダーの香りに変わった!
香り:黄桃の甘い香りが強くなった、赤リンゴの皮と重なってエレガントな香り。
味:トロピカルな上質なワイン、まだ少し若さが抜けない。
結論 人気醸造家が造る流石のポテンシャル!
3日目香りも味わいも開いてきます。4日目黄桃の香りと果実味が強くなります。
6日目も美味しいワインです!ゆっくり味わってください。
ブルゴーニュのピノ・ノワールが高騰する中、品質はブルゴーニュだと1万円を軽く超える味わいです!
3大エレガントワイン(ブルゴーニュ、アルバ、エトナ)、
近年名を連ねたエトナロッソは偉大なワインになるポテンシャルを証明しています。
僅か2.5ヘクタールの畑で造るこの希少なワインを大きめのグラスで楽しんでください!
※アルバはバローロ、バルバレスコの生産地です。
ベストペアリング
※ワインが開いた3日目以降の状態で合わせてください!

・茄子、夏の野菜の代表、水茄子を生で合わせてもベストペアリングです!
焼き茄子や、グルリの茄子も甘みと桃感がベストペアリングです!


・カポナータやラタトゥイユ!夏野菜との相性抜群のワイン!お勧めは夏野菜のトマト煮!

・夏の野菜のグリル:瑞瑞しい夏のお野菜に赤ワインを合わせる上級者のペアリングです!
茄子、ピーマン、万願寺、トマト、ズッキーニ!ワインがソースになります!
赤ワインと春夏野菜の組み合わせは今しかできません!上級者のペアリング体験のチャンスです!
・お刺身を合わせる事ができる!特別な赤ワインです!
柚子ピールと大葉を合わせて神ペアリングを狙ってください!

サーモン刺身、美味しい!サーモンの柔らかい甘味が桃感
エビ刺身、赤リンゴの皮の清涼感が心地よい!甘味も美味しい!
タイ刺身、美味しい!桃感出る!
ヒラメ刺身、美味しい!桃感出る!心地よい!タンニンが消えた!
エビ刺身、美味しい!甲殻類と合う!桃ソース!
と同調して心地よい!
タコ刺身、美味しい!桃感足される!サーモン程じゃないけどアフターも心地よい!

身や料理に是非お試しください!

・大葉、ベストペアリング!大葉の香りと桃感が高級感を出す!美味しい!
・ルッコラ、美味しい!ハーブ感と苦味がワインの青味と果実味が補填される!不思議なペアリング!


・甲殻類、甲殻類の香ばしい甘みと香りに黄桃の果実味と香りが同調して広がる!美味しい!!
甲殻類を合わせれ事ができる赤ワインは珍しいです!!
エスニック風の魚醤ベースでも美味しいですがトマトベースだと更に美味しい!!
結論 トロピカル系の赤ワインは出逢う機会が非常に少ないのでぺリングを楽しんでください。
お刺身や甲殻類を合わせる事ができる素晴らしい赤ワインなので色々試してください!
井手のベスト漬物
・しば漬け エグ味が旨味に変わる同調ペアリングです。
・水茄子や胡瓜のお漬物も合います。

井手のベストポテチ
・スッパムーチョ梅味:梅の香りと同調しまくりです。

Vino Hayashi 井手
大阪営業所長
J.S.A.認定ソムリエ
食育アドバイザー
横浜市で誕生、福岡に6年、関西で36年。O型。45歳。
ワイン業界で約15年、レストランや料飲店での営業のほかにペアリングのコンサルもこなし、飲食とフットサルと笑いを愛するポジティブ関西人!好きなワインは、弊社取り扱い生産者カステルユゥヴァルのミュラートゥルガウ、コントゥッチのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ。

Vino Hayashi 井手
