イタリアワイン通信講座は、毎月2本のワインとテキストが届く、全12回完結の通信講座です。

イタリアワイン通信講座第６回では、赤白だけでは分類できない、様々なタイプのワインについて学んでいきます。

お届けするワインは、充実した設備で丁寧にワイン造りを行う『PERLA DEL GARDA/ペルラ・デル・ガルダ』と、ガルダ湖の南にある伝統的なワイナリー『RICCHI/リッキ』

『PERLA DEL GARDA』は、2003年に創設された比較的新しいワイナリーで初リリースは2006年。

ガルダ湖の南、ルガーナ生産エリアにあります。

ペルラ・デル・ガルダの醸造所（奥）

ワイナリー 建屋は3層からなっており、"ドロップ"という生産方式が用いられています。

ドロップという生産方式は、なるべく品質を劣化させない為に、最上層部でブドウを除梗・破砕したのち、下のフロアーのステンレスタンクに"ドロップ"し発酵を行い、最後は地下のステンレスタンク/オーク樽で熟成を行う方法です。要は、なるべくポンプを使わずに、ワインを最上層から順に最下層まで落としていくという方式です。手間がかかる生産方式であり、とても丁寧にワイン造りを行っているのがわかります。

また、『PERLA DEL GARDA』は直訳すると『ガルダ湖の真珠』という意味があり、ワイナリーのロゴにも真珠があしらわれています。

ペルラ・デル・ガルダ　ブドウ畑

ペルラ・デル・ガルダ オーナー　ジョバンナさん

『RICCHI』は、ロンバルディア州の最東部、ガルダ湖の南側にあり、38ヘクタールの畑を有する伝統的なワイナリーです。

リッキのワイナリー

ガルダ湖は、中心から西半分はロンバルディア州、東半分はヴェネト州の、2つの州にまたがっています。

『RICCHI』はロンバルディア州にありますが、限りなくヴェネト州に近く、またアルプスからガルダ湖面に吹き下ろす風の効果もあり、アパッシメント(陰干し)が行われています。

アパッシメント（陰干し）中のシャルドネ

このアパッシメントを効果的に用い、フレッシュ感を保ちつつ力強い香りと凝縮感のあるテイストを併せ持つオリジナリティ溢れるワインを造っています。

醸造責任者のキアラさん

-お届けワイン-

ペルラ・デル・ガルダ|ガルダ　シャルドネ　スプマンテ　“ブリオ”

リッキ|アルト・ミンチオ　パッシート・ビアンコ　”レ・チーメ” 

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※お届けするワインは、ヴィンテージや銘柄が変更になる場合もございます。