ワインを楽しむのに、必ず必要なアイテム「グラス」
今回は番外編で、ワインを美味しく飲むのにとても重要な「グラス」について書いてみようと思います。
ワイン初心者の私は、赤ワインは大きくて膨らんだグラス、白ワインは膨らみが少なくて飲み口の狭いグラス、泡は長いグラス、と思い込んでいました。
レストランでも、だいたいそのようなグラスでサーブされる記憶がありましたし、プロがそうするんだからそれが普通、と思っていたのです。
が、しかし、それがすべてではないようなのです。
Vino Hayashiに入社した私はまず、ワインの勉強を兼ねて、自社で取り扱っている「イタリアワイン通信講座」を始めることにしました。
自宅に帰り、早速、初回に届く形の違う4種のグラスにワインを注いでみます。
そして、テキストのテイスティング方法に従い、順に色を見て、香りを嗅ぎ、味わっていきます。
すると、同じワインなのに、グラスによって香りをあまり感じなかったり、酸味を強く感じたり、4種とも異なる印象を受けたのです。
初心者過ぎる私は、正直、「グラスでそんなに変わるのか?」とやや疑っていたのですが、その疑いは覆されました。
グラス一つでこんなにも香り、味わいが変わるのか・・・と不思議になりましたし、4種のグラスに注がれたワインから一番の好みを見つけて、ワインを楽しむ、という今までにない経験をしました。
「イタリアワイン通信講座」でお届けするグラスは、ショット・ツヴィーゼル(SCHOTT ZWIESEL)社の「VINA/ヴィーニャ」というシリーズ。
その中の、ブルゴーニュ、ボージョレ、ワイン、ウォーター・ワインの4種を、初回のワインとともにお届けしています。
このシリーズは、全体的に高さを抑えたスタイルで、日本の食卓にも違和感が無く、テーブルコーディネートのしやすさも抜群です。
グラスの素材は、新素材の「Tritan®crystal glass」(トリタン®クリスタル)。
”より丈夫で”、”より洗浄機に強く”、”より美しく輝く”を実現しただけでなく、鉛を一切含まないため、環境に優しいクリスタルとして、エコロジー先進国ドイツでも高い評価を受けているそうです。(公式ホームページより引用)
また、ショット・ツヴィーゼル社のグラスは、世界ソムリエコンクールの公式グラスとして使用された実績もあり、プロも認めるグラスということですね。
ぜひ、この4種のグラスを使って、香り、味わいの違いを感じてみてください。
そして、自分の一番「美味しい!」と感じるグラスを見つけてください。
もちろんワインによって推奨されているグラスはありますが、一番美味しいと感じるグラスを選べるようになれば、ワインがもっと楽しくなるはずです。