
はじめまして、大阪営業所の井手です。
1年間、お届けワインの美味しい飲み方と取扱説明を皆さまにお伝えしていきます。ぜひ参考にしてください。プロのソムリエも知らない知識や独自の観点からワインを分かりやすく説明します。
第1回でお届け
【白】コルタッチ|アルト・アディジェ ソーヴィニヨン

飲み頃は?
今です!抜栓してすぐ香りも味も美味しいです。抜栓後4日以上保ちます。
温度帯は?
8度〜10度
冷蔵庫の野菜室の温度くらいが良いです。
抜栓後、 セラーがない場合は冷蔵庫の野菜室で保管してください。
ジャンルは?(ワインをジャンル分けする事でペアリングや楽しみ方が理解できます)

柑橘系のワイン
柑橘系とは果物の柑橘類の特徴を感じるワインです。
柑橘の様な酸味と苦味が特徴です。(ジャンル分けは井手独自の感覚のジャンル分けです)
タイプ
キレのある酸味と苦味

特徴
柑橘系にはレモンやライム、グレープフルーツの様なキレのある酸味と
蜜柑やオレンジの様な優しい酸味があります。
どちらのタイプも柑橘のピールの様な苦味が特徴です。
抜栓 1日目
香り:グレープフルーツ、パッションフルーツ、ライム
味:キレのある酸味、グレープフルーツ、パションフルーツの果実味、苦味のバランスが素晴らしいワインです。
抜栓 2日目
香り:パッションフルーツの香りが強くでてきた。
味:アフターに青リンゴの様な清涼感がでてきた。
抜栓 3日目
香り:変わらず良い
味:変わらず良い
抜栓4日目
香り:変わらず良い
味:パイナップルの様な甘味がでてきた。
結論
開けたてから美味しく、日持ちが良いワインです。
ベストペアリング

柑橘系のワインは春の苦味野菜、夏の瑞々しい野菜との相性が素晴らしいワインです。

ボヤけた野菜の味をワインの酸味と苦味で輪郭をハッキリさせる!
合わせるコツは「ポン酢」のイメージで合わせてください。

例えば、
・ブロッコリー、春キャベツ、芽キャベツ、菜の花はグリルで少し焦がしてワインをソースにしてください。ワインの酸味と苦味が補填されて輪郭がはっきりでます。
・水茄子(生)は手で割いて塩で食べてください。茄子の青い甘味とエグ味がワインの酸味と苦味が補填されて輪郭がはっきりでます。
・鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉、さっぱりさせて苦味が補填され無限に食べれる組み合わせです。
・ネギやセロリ、春菊なのどの香味野菜はハーブ感が同調して香り豊なペアリングになります。
・アサリや蛤のグリルや酒蒸しは柑橘を搾るイメージで酸味と苦味の補填ができ味わいが広がります。
結論 柑橘系は合わせるジャンルが広いワインです。
井手のベスト漬物は 「しそ昆布」
ピール感と香り広がります。

井手のベストポテチ 「うす塩」
シンプルにさっぱりとしたペアリングです。

Vino Hayashi 井手
大阪営業所長
J.S.A.認定ソムリエ
食育アドバイザー
横浜市で誕生 福岡に6年、関西で33年。 O型。42歳。
ワイン業界で約15年、レストランや料飲店での営業のほかにペアリングのコンサルもこなし、飲食とフットサルと笑いを愛するポジティブ関西人! 好きなワインは、弊社取り扱い生産者カステルユゥヴァルのミュラートゥルガウ、コントゥッチのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ。