イタリアワインの女王と呼ばれる「バルバレスコ」生産者Vigin(ヴィジン)
Vino Hayashiのマテリカでございます。
イタリアワインの女王と呼ばれる「バルバレスコ」。長期熟成ができる高級ワインの1つですが、今回ご紹介する生産者Vigin(ヴィジン)のバルバレスコは開けたてから楽しめる親しみやすい味わいで大変人気です。
今回は貴重なバックヴィンテージ再入荷のご案内です。
Viginでは2種類のバルバレスコを造っています。それぞれが単一畑を名乗っており、特性がよく現れています。
バルバレスコでは2008年よりブルゴーニュワインのようにクリュ名が名乗れるようになりました。畑名が付いたバルバレスコは価値もぐっと上がります!
共に非常に薫り高く華やかですが、ラベルに記されたように「モンテルシーノ」は女性的な柔らかさを持ち、「コッタ」は男性的な力強さをより感じられます。
気分や合わせるお料理で今日はどちらを飲むか選んでみるのはいかがでしょうか。
例えばモンテルシーノは究極のところブルゴーニュワインのように単体で楽しんでみるのもよし。コッタはメインのしっかりとしたお肉料理に合わせてみるなど。これから世にリリースされるバルバレスコは2016ヴィンテージです。
イタリアでは生産者があまりバックヴィンテージを在庫していないため、なかなかこのように再入荷できる機会がありません。
既により熟成された貴重なアイテムに出会った際はケース買いもオススメいたします!
まだまだ寝かせて熟成を楽しむためにも。。。
◆再入荷!希少バックヴィンテージ
【華やかバルバレスコ】
”モンテルシーノ” (バックヴィンテージ)
標高300mを超えるトレイゾ村のモンテルシーノの単一畑で、Viginのフラッグシップとなるバルバレスコ。 発酵と醸しはステンレスタンクで15~18日間行い、その後500Lの中樽で20ヶ月間熟成させています。中樽での熟成により、エレガントでタンニンも非常に丸く仕上がっています。冷涼なミクロクリマからくる華やかさがあり、プラムやざくろ、バラの香り、そしてカカオ、鉄などの複雑な香りが広がります。年間生産本数わずか3,500本。
【熟成9年目!骨太バルバレスコ】
“ノンノーランド”(バックヴィンテージ)
祖父の名前Orlandoを冠したバルバレスコ。ネイヴェ村の単一畑コッタは標高250m。モンテルシーノより標高が低いため、タナロ川の影響をより受けています。 500Lの中樽で24ヶ月間熟成されます。モンテルシーノと比べパワフルな印象で長期熟成向き。力強いタンニンとシャープな酸味が高い次元でのバランスを作り上げています。年間生産本数わずか2,000本。
【バルバレスコよりお手軽なネッビオーロ】
バルバレスコと同じ品種ネッビオーロ100%。 フレンドリー且つネッビオーロ種の魅力を高次元で楽しめる人気アイテム 。中樽で15ヶ月間熟成。ネッビオーロの品種の個性が引き出され、よりエレガントに仕上がりました。 バルバレスコに劣らず凝縮感があり、複雑で深みのある香りと旨みを楽しめます。タンニンや酸がより繊細で飲みやすく、非常にバランスのとれた仕上がりです。