
Vino HayashiのEC担当 西垣です。弊社が総力を上げて制作した大人気講座「イタリアワイン通信講座」。数回に分けて、当講座の魅力をご紹介いたします。まずは最も肝心なところ「お届けワインについて」お話しさせてください。
■目次
①どんなイタリアワインが届くのか?
イタリアで最も権威あるガイドブック-ガンベロロッソをご存知でしょうか?
ここで最高評価として与えられるのがトレ・ビッキエーリ(Tre Bicchieri)。この賞を取るのはイタリアワイン全体の数%で、何年も連続して獲得するのはさらに至難の業。
「トレ・ビッキエーリの常連」と言えるのは、イタリアワイン生産者のごく僅かだけの栄誉なのです。
イタリアワイン通信講座では、この名誉あるトレ・ビッキエーリの常連の作り手のワインを多数お届け。
10年以上前からワインの取引をしているため、段々と評価が高まり、近年になってトレ・ビッキエーリを獲得した生産者も多いのです。代表的な生産者5つをご紹介します。
イタリア最北州の協同組合-コルタッチ(トレンティーノ=アルト・アディジェ州)

地理・文化的にオーストリアやドイツに近いこの造り手は、毎年品質が高いレベルで安定していることが魅力。トップ・キュヴェはトレ・ビッキエーリの常連です。当講座では、完熟した果実の風味と酸のバランスが魅力的な白ワイン(ソーヴィニヨン)をお届けします。
完熟葡萄で造る極辛フランチャコルタ-ヴィッラ・クレスピア(ロンバルディア州)

1999年の創業から瞬く間にトップワイナリーへと成長した造り手。6つにエリアに分かれた計54haの畑を所有し、有機農業でブドウを栽培しています。当講座ではフレッシュな酸が心地よい大人気フランチャコルタ・ブリュットをお届けします。
再注目エリアの1つルガーナの新鋭・ペルラ・デル・ガルダ(ロンバルディア州)

長くマイナー地域であったガルダ湖の周辺地域で、資本力を活かし急成長したワイナリー。女性オーナーのセンスが美しいボトルにも表現されています。当講座では唯一の"極上"甘口ワインをお届け。
名門スペーリを飛び出した新世代アマローネの担い手-セコンド・マルコ(ヴェネト州)

イタリアの高級赤ワイン-アマローネの造り手として、設立から10年足らずでトレ・ビッキエーリを獲得。彼の作るアマローネの特徴と同様、軽やかでフレッシュな味わいが魅力の赤ワイン(ヴァルポリチェッラ・クラシコ)をお届け。
これぞスーパー・ランブルスコ!ヴェントゥリーニ・バルディーニ(エミリア=ロマーニャ州)

1976年からワイン造りをしている、ランブルスコ(微発泡赤ワイン)のスペシャリスト。来日した2019年には銀座アルマーニでスペシャルディナーを開催しました。お届けするのは、過去何度もトレ・ビッキエーリを受賞しているマルケーゼ・マノドーリ。辛口仕上げで、食前酒としても食中酒としてもオールマイティに楽しめます。
②ちょっと高い!?ワイン価格のこだわり

当講座で毎月2本お届けするワインは1本あたり約4,500円〜6,500円。
毎月2本、送料も含めるとだいたい12,000円くらいになります。
つまり、月額12,650円(税込)は「ほとんどワイン代」なんです。
全12回を終えた受講生の方から「この内容ならすごくリーズナブルですね。しかもワインも毎月とても美味しく楽しめました」とお褒めいただくこと、実は少なくありません(感激)
プロのソムリエやシェフ、飲食店勤務の方からも、想像以上に?お褒め頂くことが多いです。
③イタリアワイン業界のプロの評価
過去の受講生のうち、約2割はプロのソムリエ、サービスマンなどワイン業界の方が少なくありません。おかげさまで大変高い評価をいただいており、そのごく一部ですがご紹介します。

紫貴あきさん(13期受講生/ワインスクール講師)
「もしショップに行って自分で選ぶなら、優れた『目利き』がいなければがっかりすることもあるかもしれません。しかしこの通信講座ではそういった心配は一切無用です。なぜならVino Hayashiはイタリアワインに精通したインポーターで、そのセレクトには定評があるからです。」

大塚さん(2期受講生/元恵比寿マジカメンテ ソムリエ)
「特に第1回目に届いたアルト・アディジェのソーヴィニヨンとスキアーヴァには本当に驚かされました。1本のワインが1日目、2日目、3日目と毎日のように表情を変えるのに毎回驚きと感動があり、それを来店されたお客様にも体験していただきたく、抜栓した日にち違いの同じワインを飲み比べで提供したりもしました。」

長谷川さん(4期受講生/横浜フェルマータ オーナーソムリエ)
「もちろん、毎月届くワインはすべて美味しかったですよ(笑)確かなソムリエの方が選ぶワインですので、最初からその心配はしていませんでしたが、美味しいのはもちろん、自分の知らない造り手のものばかりなのが、特に大変勉強になりました。実際に店でも扱わせてもらいたいな、と思うものも少なくありませんでした。」
④イタリアワインのストライクゾーンって?
そうはいっても、4,000円のワインって決して安いものではありませんよね?ここには拘りがあるので、あと少し話にお付き合いください。
実は1,000円〜2,000円でも、吟味すれば美味しいイタリアワインは星の数ほどあります(あくまで吟味すれば)
コスパを重視するだけなら、2,000円前後がオススメかもしれません。
じゃあ4,000円前後のワインの存在意義って??
私たちの答えは、4,000円前後のワインは「その土地の個性」「イタリア固有品種の個性」「造り手の個性」が最も出やすい価格帯ということです。私は「イタリアワインのストライクゾーン」と勝手に呼んでいます。
4,000円クラスのワインを意識的に飲むことで、美味しいのはもちろん、多種多様すぎて捉えづらいと言われるイタリアワインの個性が分かるようになります。
美味しいのは最低条件。しっかり特徴的な香りや味わいが分かります。また、後味や香りの余韻もしっかり感じられます。それにぴったりのお料理に合わせる楽しみがアップします。
「イタリアワインのストライクゾーン」 を理解した後は、「ストライクゾーンの少し低め」の2,000円台のワインも品種や産地をわかった上で、自分で吟味し選べるようになります。
「ストライクゾーンのさらに高め」の5,000円〜10,000円を超えるような高級ワインも、4,000円クラスを理解しておくことで、とっておきの機会にトライすることができると思います。
(余談ですが、5,000円を超える価格帯になると、熟成や温度、抜栓時間など気にかけることが多くなるので、普段の家飲みは4,000円クラスのコスパが良いと考えます)
4,000円クラスのワインにこだわる理由、お分かりいただけたでしょうか?
一度も飲んだことのない4,000円のワインはポンポン買いづらいものなので、わたしたちのコースでは、イタリアワインのプロを自負する私たちが厳選した飲むべきイタリアワインを、合計24本皆さまにお届けします。
イタリアワインの魅力がぎゅっと詰まったストライクゾーンのワインばかりを1年に渡り味わう、いわばイタリアワインのフルコースをぜひお楽しみください。
