日本で最高のイタリアチーズを食べて学びたい!から当講座の企画が始まった「イタリアチーズ通信講座」
当講座の魅力を数回に分けて、ご紹介しております。今回はお届けテキストのアッビナメントについて解説いたします。
アッビナメントには無限の可能性があり、いきなり自分なりの“ ルール” を見出すのは難しいものです。でも原則をつかんでおけば、自分ならではの“ おいしい組み合わせ” を楽しむことができるようになります。
まずは“ワイン” をテーマに「相性の良い組み合わせの3原則」をご紹介します。
1 .熟成度合いによる相性
チーズもワインも熟成が進むと風味が複雑でしっかりとしたものになりますので、「熟成が若いチーズには、フレッシュでフルーティーなワイン」「熟成したチーズには、熟成したワイン」といった要領で合わせていきます。
2 .産地同士の相性
同じ産地、あるいは産地が近いものは相性がいいことが多いものです。
こうした2つの原則とともに、テイスティングスキルが高まってくると、次に登場する第3の原則が重要になってきます。
3 .風味や成分による相性
●酸味
チーズの風味をつかめるようになったら、ぜひ探究を!あくまでも原則なので、例外もありますが、いくつか例を挙げてみます。
酸味がしっかりした若いチーズには、酸味のあるフレッシュなワイン、マイルドな酸味のチーズには穏やかな酸味のワインを。酸の度合いやタイプを合わせます。
●塩味
たとえば、塩気の強いブルーチーズには、甘口ワインを合わせるのが定番です。
チーズの塩味はワインの持つ果実味をより引き出す役割もあるので、豊かな果実味を持つワインとも相性がよく、相乗効果が生まれます。
ポイントは、塩味と甘味の強さ&度合いを同調させることです。
●チーズの脂肪分
クリーミーなチーズには、タンニン(渋味)のしっかりした赤ワイン、もしくはコクのある白ワインがおすすめ。
タンニンは脂肪分をすっきりさせ、白ワインのマイルドな酸味は、チーズの味わいをよりふくよかにしてくれます。
また、スパークリングワインは、チーズの脂肪分をすっきりとさせてくれる効果があります。
●香り(アロマ・フレーバー)
同じような香りをポイントにします。
ナッツの風味のあるチーズには樽の香ばしさがあるワインを、スパイシーなチーズにはスパイシーなワインを…という要領です。
オリジナルテキストを試し読み
読み応えある当講座のオリジナルテキストを試し読みしたい方は是非ご覧ください。
※お届けチーズのご紹介は下記よりご覧いただけます。
▷▶第1弾:定番チーズの回
▷▶第2弾:稀少・幻チーズの回
▷▶第3弾:ワインや食材を加えた珍しいチーズの回
イタリアチーズ通信講座とは?
いつも食べる定番チーズは卒業してイタリア各地の最高峰チーズを味わい、知識を深めたい方。
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