
こんにちは、塾長の井手です。
毎月お届けするワインの取扱説明を皆さまにお伝えしていきます。
美味しい飲み方やペアリングのポイントをぜひ参考にしてください。
プロのソムリエも知らない知識や理論、独自の観点からワインを分かりやすく説明します。
ロンバルディア州
【白】リッキ|プロヴィンチャ・ディ・マントヴァ ビアンコ “マンドルロ” 2024

飲み頃は?
2日目からです!
開けたてから味は美味しいですが2日目以降に香りも開きます。
抜栓後4日以上美味しさが続く素晴らしいワインです。
2日目以降から青リンゴの清涼感のある香りが出てきます!

温度帯は?
8度〜10度
少し冷たくても美味しいワインです。
冷蔵庫の野菜室の温度くらいが良いです。
抜栓後にコルクを刺し直して、セラーがない場合は冷蔵庫の野菜室で保管してください。
ジャンルは?(ワインをジャンル分けする事でペアリングや楽しみ方が理解できます)

柑橘系のワイン
柑橘系とは果物の柑橘系の特徴を感じるワインです。
柑橘系の果実味とアロマにピール(果皮)の様な苦味が特徴です。
(井手独自の感覚のジャンル分けです)
タイプ

ミカンやオレンジの様な柔らかい酸味と果実味、ピール系の苦味(果皮の苦味)のタイプ
柑橘系は大きく『2種類』に分かれます。
1、レモンやライム、グレープフルーツの様なキレのある酸味。
2、ミカンやオレンジの様な優しい酸味があります。
どちらのタイプも柑橘のピールの様な苦味は同じです。
今回のワインは2のミカン系の柔らかい酸味が特徴のワインになります。
寒冷な気候で育つとキレのある酸味、温暖な気候で育つと柔らかい酸味になる傾向があります。

抜栓1日目 開けたて少し硬いけど温度上がると香りがでてくる。
香り:缶詰のみかん、青リンゴ、レモンの香り。
味:蜜柑、伊予柑、柑橘ピールの苦味。
抜栓2日目 香りが強くなった!
香り:香りは同じ、青リンゴの香りが強くでてきた。
味:みかん、ジン、ピールの苦味。
抜栓3日目 甘味がでてきた!どんどん良くなる!
香り:変わらず良い香り。
味:みかんの甘味が強くでてきた、苦味も心地よい。
抜栓4日目 全然落ちない!5日目も美味しい状態だと予想できます!
香り:変わらず良い状態です。
味:変わらず良い状態です。

結論
開けたてから美味しく、5日以上良い状態が続く素晴らしいワインです!
柑橘系のピールの苦味が心地よい!春夏野菜との相性抜群のジャンルです!
ベストペアリング

柑橘ゼスト(果皮)や SBの『きざみゆずチューブ』との相性は同調が強くなりワインに寄せて料理を作る事ができます!ぜひ準備して料理に添えてください!

・茹でタコの刺身、めちゃ美味しい!酸味とみかんの果実味が補填されて合いまくる!ベストペアリング!緑のハーブを合わせるとペアリングのグレードが上がります!大葉、バジル、パセリ、ディル等

・焼鳥の塩、柑橘の爽やかな果実味の清涼感が心地よい!ベストペアリング!ねぎまが最高です!
鶏肉は味のボリュームが弱い為、基本白かロゼで合わせます!!
赤ワインだとワインのボリュームに負けて食材の味を消してしまいしす。白かロゼ、軽いオレンジワインが良いペアリングになります。その中でも柑橘系ジャンルの白ワインはベストペアリングになります!

・豚肩ロース、旨い!肉に柑橘の清涼感と苦味が補填され立体感が出る!ベストペアリング!!
脂身の少ない豚肉はボリューム的にも白ワインが合います!

・鴨肉、美味しい!香り広がる!サッパリペアリング!鴨の香りと柑橘の香りが良い!ベストペアリング!
【重要】柑橘系ワインの本領発揮は、
苦味のあるお野菜、瑞々しいお野菜との相性が素晴らしい所にあります!

ボヤけた野菜の旨みや味わいを『ワインの酸味と柑橘の苦味の補填』で輪郭をハッキリさせる!

・空豆やグリーンピースなどの青い豆類は酸味と苦味が補填されて立体感のある最高のペアリングになります。

柑橘系の合わせるコツは「ポン酢」のイメージで合わせてください。

・ブロッコリー、春キャベツ、芽キャベツ、菜の花はグリルで少し焦がしてワインをソースにしてください。ワインの酸味と苦味が補填されて輪郭がはっきりでます。
・水茄子(生)は手で割いて塩で食べてください。茄子の青い甘味とエグ味がワインの酸味と苦味が補填されて輪郭がはっきりでます。
・ゴーヤ蒸し、旨い!苦味が同調で美味しい!
・インゲン豆、輪郭がハッキリ出て美味しい!
・ルッコラ、旨い!香りと香りが同調してハーブ感広がる!ベストペアリング!
・ネギやセロリ、春菊なのどの香味野菜はハーブ感が同調して香り豊なペアリングになります。

・アサリや蛤のグリルや酒蒸しは柑橘を搾るイメージで酸味と苦味の補填ができ味わいが広がります。

・厚揚げ豆腐、サッパリ合う!鰹節と醤油ネギを沢山のせてください!美味しい!

結論 柑橘系は合わせるジャンルが広いワインです。
柑橘のゼスト(果皮)や柚子ピューレを足すと同調が広がます!
酸味が柔らかいオレンジ系の柑橘はマグロやカツオ、ブリも合わせる事ができます!(酸味が強い柑橘系は臭みがでます)
井手のベスト漬物は糠漬けキュウ!青味と糠の香りと同調!合う!ベストペアリング!
・糠漬け、香りの良い漬物は合うな!

井手のベストポテチ
コンソメ味、酸味と苦味を補填する素晴らしいペアリングです!
幸せバター、真逆の合わせ方!旨い!甘味が足されて柑橘がの味わいがシュガーバター漬けになる!
上級者のペアリングです!

▶︎第7回【赤】ピエトロ・ベコンチーニ|キャンティ クラッシコ “ピエトロ・ベコンチーニ”の取説はこちら
Vino Hayashi 井手
大阪営業所長
J.S.A.認定ソムリエ
食育アドバイザー
横浜市で誕生、福岡に6年、関西で36年。O型。45歳。
ワイン業界で約15年、レストランや料飲店での営業のほかにペアリングのコンサルもこなし、飲食とフットサルと笑いを愛するポジティブ関西人!好きなワインは、弊社取り扱い生産者カステルユゥヴァルのミュラートゥルガウ、コントゥッチのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ。

Vino Hayashi 井手
