Vino Hayashiの川嶋でございます。
毎月月末に通販の集計を取っています。数字からは色々なことがわかるのですが、やはり見ているのは「どのワインが一番人気なのか?」。
特に各コースでお送りしたワインがどれほど人気か?というのは重要視しており、ラインナップ決定の参考にしています。
では、どうやってわかるのでしょうか?
私は「どれほどリピート買いがあるか?」を判断材料の一つにしています。
常々思っていることですが、やはり美味しいものはお客様が教えてくださるんですよね。美味しければまた飲みたいと思うし、その逆も然りです。
「今月号に入っていたワイン、美味しかったからもう一本欲しい!」というダイレクトな感想が、リピート買いには込められています。
今回はそんなワイン通の皆さまに選ばれ、リピート買いの多かったワイン4本をご紹介いたします。
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売れているワイン、まとめてお得に。
1)ワンランク上のヴィンテージ付きプロセッコ
ヴァルドッビアーデネ プロセッコ スーペリオーレ キュヴェ・デル・フォンダトーレ 2019
6,820 円(税込)
1本目はこちらの泡。月刊DOCG、イタリアグリズモと二つのコースに登場したプロセッコです。
プロセッコというと2、3千円代のお手頃のイメージが強いですが、こちらは6千円台の高級プロセッコで、ふくよかな味わい&繊細な泡が特徴。
なんでそんなに高いの?という疑問が真っ先に浮かんでくると思いますが、コネリアーノ・ヴァルドッピアーデネ・プロセッコ スーペリオーレDOCGは、プロセッコDOCの格上の銘柄です。
プロセッコ DOCのブドウが平地の畑で造られるのに対し、スー ペリオーレと名の付くDOCGの畑は丘にあります。
2)ヴィン・サント用のブドウを磨き上げるとこうなります
ピエトロ・ベコンチーニ|トスカーナ ビアンコ “ヴェア” 2019
4,620 円(税込)
2本目はこちら。トスカーナ、キャンティ・リゼルヴァの生産者が造るトレッビアーノ・ディ・トスカーノ(白)。
白と言っても液体はオレンジ色。なんでこんな色なのかと言えば、ブドウの皮ごと漬け込んで成分や色素を抽出(マセレーション)しているから。
もともとピエトロ・ベコンチーニは赤ワインの生産者ですが、甘口ワイン、ヴィン・サントも造っていました。
夏祭りの日に、暑さ&トスカーナの肉料理責めに参加者が辟易とし、「白も造って!」と熱い要望があり造ることにした逸話ありの一本です。和食にも合いそうな出汁系のコクがやみつきになる味わい。
3)トスカーナのテンプラニーリョを飲むなら
トスカーナ・ロッソ テンプラニーリョ “イクセ” 2017
3,740 円(税込)
3本目もピエトロ・ベコンチーニです。人気ワインなのが知っていたのですが、改めて「売れてる!」と二度見しました(笑)。
テンプラニーリョの特徴である滑らかな舌触り。ブルーベリーやカシス、マンゴー、マーマレードのような華やかな香り。
貝殻の化石が多くみられるこの土地のテロワールを表したミネラルと酸味がワインに複雑味を与えています。
4)世界一のタンニン量を誇る品種、サグランティーノ
モンテファルコ・サグランティーノ 2013
7,920 円(税込)
4本目はこちら。ウンブリアのハイセンス・サイエンティスト(笑)、レ・チマーテから肉料理に合わせたいどっしりとした一本を。
標高400m、石灰質土壌の南西向きの畑で、プレ・フィロキセラの樹のブドウを使用。25日間マセレーションを行った後、4種類の木樽で24ヶ月熟成しアッサンブラージュ。スミレやカンゾウ、ハーブ、葉巻といった複雑な香り。
豊潤な果実味が印象的で、豊富なタンニンのパワーの中にも洗練された品格があり、今からでも楽しめるスタイルです。
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川嶋 Vino Hayashiのアラフォー女子。千葉県九十九里出身、陽気な海育ち。 某大手ワイン輸入商社、銀座店で7年ソムリエとして勤めている間、 「キャシー川嶋」の名で出した店舗メルマガが大人気となり、 調子に乗ってソムリエのキャリアをあっさり捨てライターへ転身。 好きなワインはピノ・ノワールに熟成ボルドー。 イタリアワインなら飲み頃のヴィーノ・ノービレ! 好きな言葉は「やってればなんとかなる」。