標高400mほどの小高い丘に
ひっそりと佇む超小規模ワイナリー
トスカーナ州シエナ県モンタルチーノの南西、標高400mほどの小高い丘にひっそりと佇む超小規模ワイナリー。オーナーは家電販売店を営むガエターノ氏。もともとブドウを栽培し販売を行ってきましたが、過去数年ブドウの販売が危機的状況となり、それがきっかけで独自で瓶詰めを始めることになりました。ワイナリー・アルバトレーティの名前の由来にもなったAlbatro(西洋ヤマモモ)の森に囲まれたブドウ畑を、1999年より計5ヘクタール所有しています。ファーストヴィンテージは2009年、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとロッソ・ディ・モンタルチーノの2種類を年間8,000本のみ生産。畑は約2.5ヘクタールが西向き、1ヘクタールが北西向き、1.5ヘクタールは東向きと様々な方角を持ち、土壌はミネラルが豊富なガレストロ(泥灰岩や砂岩が混ざった土壌)で水はけの良い急傾斜の地形です。冷たい風から守られた穏やかな気候により、大変上質なブルネッロが生み出されます。