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![]() | 定期購入コース6月お届けのワイン |
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産業、食文化、ワイン・・・自然豊かなマルケ州 |
![]() | イタリア中部の東側に位置するマルケ州。観光で訪れるには少し不便なエリアのため、日本ではなじみが薄いかもしれません。まじめな人が多い州ともいわれ、企業家、事業家の比率が高い地域であることでも有名です。 |
妖艶な乙女の涙?!「ラクリマ」 |
モッロ・ダルバの町を中心に10キロ圏内にある、6つのコムーネ(村)のみという小さなエリアで造られるDOCのため、生産量も少なく、日本にはあまり多くは輸入されていません。 | ![]() |
イタリア3大長熟白ブドウ「ヴェルディッキオ」 |
![]() | マルケを代表する土着品種のひとつ。アドリア海寄りのイエージ産と、アペニン山脈寄りのマテリカ産の2つのDOCがあります。イエージの生産地域は広範囲に渡り、200を超える生産者があるのに対して、マテリカでは10余りの生産者しかありません。 |
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![]() | バラの香りに「涙」という名のロマンチックなワイン |
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ラクリマの中心地、モッロ・ダルバから3キロほど離れた村、サン・マルチェッロで造られたラクリマ・スーペリオーレ。標高220mの西~北西向きの粘土質土壌の畑。アドリア海から15キロほど内陸に入ったかつては海だった場所で、この辺りは非常になだらかな丘陵地帯が広がっています。2013年の収穫は10月28日と非常に遅め。しっかりと熟成させています。 | 濃いルビー色はラクリマの特徴。バラやスミレの花、ブルーベリのような黒い小さい果実の香りが華やかに広がります。タンニンはシルキーで、エレガントな余韻が長く続きます。 |
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1.バラのアロマを感じ取るべし | ![]() |
合う料理:鶏肉とパプリカの赤ワイン煮込み/チーズカナッペ/プロシュートのトマトパスタ |
![]() | ミネラル感溢れる高貴品種 |
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標高220mの石灰質を含む粘土質土壌。少し貴腐菌が付いた状態で10月末に収穫します。0.2気圧の非常にやわらかい圧力で圧搾します。発酵は15度の低温で行われ、期間は3~6週間と長めです。その後ステンレスタンクで10ヶ月のシュールリー熟成をします。その間にステンレスタンクを2回ほど交換して、沈殿物を取り除きます。パイナップルやアーモンドの香りに、ほのかな苦味とミネラルの余韻、綺麗な酸味が特徴。瓶内で長期熟成も期待できるポテンシャルの高いヴェルディッキオです。 |
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1.夏バテ防止に飲むべし | ![]() |
合う料理:オイルベースの菜園風パスタ/お魚のレモン蒸し/タコのラグーパスタ |
生産者 テヌータ・サン・マルチェッロについて |
![]() 人口約6000人の村サン・マルチェッロ。ワイナリーの名前はこの村の名前から付けられています。 | ![]() サン・マルチェッロの地で、ずっと興味があったワイン造りに励みながら、閑静な美しい丘の上に快適なアグリツーリズモのスタイルを作り上げました。見渡す限りのなだらかな丘と広い空に囲まれた、まさに絶景の地です。 | ![]() 傾斜があるワイン畑は約3.5ヘクタールと非常に小規模です。化学肥料は使わずに収穫も手作業で行い、大変丁寧に造っています。 |
林基就より解説 |
このワイナリーとの出会いは2013年の10月に北イタリア、ボルツァーノの地で開催された、イタリア土着葡萄品種のコンクールに審査員として参加した時のことでした。2日間で120種類のワインを審査し、産地もブドウ品種もヴィンテージも違う中での試飲だったので、大変難しかった記憶があります。 | 強烈な迄に広がるバラ、ベリー、木苺系の香りは今でも鮮明に覚えています。ラクリマに関しては、赤ワインとしては数少ない、少し冷やして飲むのがおすすめの品種でもあり、これからの季節、夏ワインとして最適です。 | 以前からイタリアの白ワインの土着葡萄品種で探していたのがヴェルディッキオでした。 |
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いきなり定期購入には踏み切れない、そんな方は迷わずお試しください。ワインのクオリティをご理解いただけると思います。 |