サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャの新旗手
「Gambero Rosso2009年版で3ビッキエーリ(最高評価)、DUEMILAVINI2011年版で5グラッポリ(最高評価)を獲得した、サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャの新旗手。」
トスカーナ州モンテプルチアーノからアペニン山脈を越え、ロマーニャ地方の都市チェゼーナに向かってくだる丘陵地帯に、ムッソリーニの故郷として有名なプレダッピオという街があります。その隣の丘の上にある小さな村が、プレダッピオ・アルタ。ロマーニャ地方のワイン生産において、歴史的に重要なその村を代表するワイナリーがカセット・デイ・マンドリです。
カセット・デイ・マンドリ カセット・デイ・マンドリという名前は、小さな家を囲むように植えられていたマンドリ(アーモンド)の木にちなんで名づけられたそうです。
写真 ワイナリーの設立は1885年。3代目のジョゼッペ・ニコルッチ氏の時代には、この町にある食堂に納めるためだけにワインを生産していたそうですが、近郊の街にも評判が広まり、ワインやモスト(ワイン用のブドウ果汁)を買付けにくる業者が増え、近辺の土地を買い増し、生産本数を増やしていったとのこと。現在は息子のアレッサンドロ氏が醸造責任者として、厳しい剪定と選果を行った上で、伝統的な醸造方法を踏襲しつつ、極上のサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャに仕上げています。
Gambero Rosso2009年版で3ビッキエーリ(最高評価)/DUEMILAVINI2011年版で5グラッポリ(最高評価) また、Gambero Rosso 2009年版で3ビッキエーリ(最高評価)、DUEMILAVINI 2011年版で5グラッポリ(最高評価)獲得と、国内での評価も確たるものにしています。
プレダッピオ・アルタでは、千年前からサンジョベーゼが飲まれているとのこと。ここで作られるサンジョヴェーゼは、ブドウの粒が大変小さく凝縮されたタイプの果実で、長期熟成に向いており、10年以上の熟成に耐え得るワインが造られます。